いつもお伝えしています通り、玉川小学校は自然豊かな土地柄で、地域の方の支援も厚いため、子どもたちは様々な体験活動を行うことができています。
3年生は、総合的な学習で地域の自然を調べる中で、道ばたやあぜ道に生えているいろいろな野草の中で、食べられる野草や薬になる野草があることを知りました。玉川野草園に生えているいろいろな野草について調べ、まとめていきました。
そして今日、学習のまとめとして、食べられる野草の中で、今の季節でも青々と葉を茂らせているヨモギを使って、ヨモギ団子を作って試食しました。ヨモギの旬は春なので、ヨモギ独特のあの風味は薄いものの、子どもたちは
「ヨモギの匂いがする!」
「この前つくった白玉団子より、ヨモギの味がして美味しい!」
と大喜びでした。おまけに、学習のまとめも終わらせた6年生が助っ人として手伝いに来てくれたので、仲良く美味しいヨモギ団子を作り、頂いていました。
地域の皆さんがつくってくださった玉川野草園には、ヨモギの他にツワブキ、ヤマブキ、ユキノシタ、スギナ、ノビル、ノイチゴなど、たくさんの野草が植えられ根付いています。それらはみんな、玉川校区から採集して移植したものです。春には新芽が芽吹き、野草パーティーで玉川の自然を食す体験をします。
五感を通した体験は、脳の活性化や発達につながると言われています。またこうして子どもの頃に、五感を通して学んだことは、子どもたちの心に残り、一生の宝物になるのではないでしょうか。
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