23-057 平和授業「まっ黒なおべんとう」の朗読 2023-08-04 10:08:00

 今日の出校日に平和授業を実施しました。戦後78年、日本の平和を守り続けるために、平和に対する意識をしっかり身に付けなければならないと思います。
 以下、朗読の前に話した言葉を記載します。
 みなさんは、まだこの世界で戦争が行われていることを知っていますか。
 日本では、78年前に広島と長崎に原爆が落とされ、合わせて21万人(広島約14万人、長崎約7万4千人)以上の多くの尊い命が失われ、そして終戦を迎えました。それから日本では、平和について考え、戦争を起こさない努力を続けています。
 さて、みなさんはこの戦争と平和について、みなさん自身とどういう関係があると思いますか?
 一つは、いずれ大人になるみなさんが、平和な世の中をつくっていく責任があることです。もう一つは、平和な世の中を作っていくために、行動する力を付けることです。そのために、学校で、学級で、そして自分と自分の身の回りの人たちで、平和な人間関係を築き、「人を大切にする力」「自分の考えを持つ力」を身につけてほしいと思います。
 戦争は決してあってはならないものです。しかし、戦後78年が経過して、戦争を経験し、戦争のことを伝えることが難しくなってきているのも事実です。
 今日は、大牟田朗読の会の方に、絵本『まっ黒なおべんとう』の朗読をとおして、平和の尊さを伝えていただきます。
 みなさん自身で平和の大切さを感じ取ってください。

 

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