3年生が「3の1みんなで挑戦して取り組めるオリジナル活動をしよう」という議題で、学級会を行っていました。学級会は自分たちの学級や学校をよりよいものにするために、学級みんなで話し合い、どうするかを決めるものです。
「学級目標の体力をつけるクラスになるために、時間を決めてみんなで体力作りしたらどうですか?」
「◯◯くんの意見と似ていて、毎日みんなで遊んだら体力がつくと思います。」
少ない人数ですが、どの子も学級全体のことをしっかり考えて、どんなことをしたらクラスの課題が解決できるか、みんなで取り組むためにどんな工夫をしたらいいか、知恵を出し合っていました。
玉川小学校は、少ない人数ですので何も学級会で話し合わなくても・・・という声も聞こえてきそうですが、子どもたちが将来、フォーマルな話し合いの場で、根拠を持って自分の考えを述べたり、自分と違う考えのよさを認めたりする力は必ず必要になります。少ないからこそ、必要な活動とも言えます。
このような経験は、大人になったとき、自分の周りで起きた課題や問題を、話し合いで解決しようとする力として、子どもたちの社会生活を支えることでしょう。子どもたちに、生きて働く力をつけること、将来に生きる力をつけることを、様々な教育活動で実現していきたいと思います。
|
|