23-110 授業で伸ばす 2023-09-21 19:25:03

 今日の5校時、2年生の教室に学校中の先生が集まってきました。教育委員会からも、指導主事の先生がお見えになり、算数の授業研究会が行われたのです。

 授業研究会とは、子どもたちにどのように教えたら、みんなに理解させることができるか、どのような手立てを取ったら、子どもたちが主体的に学び取っていくか、先生たちが互いに実際の授業を参観し合い、授業で子どもたちを伸ばすために、よさや課題を話し合って、自分たちの学級の授業に生かしていく研修会です。

 今日は2年生が「かさ」の学習をしました。水槽とペットボトルどちらがどれだけ多く入るかを調べるために、「思い思いの容器の何杯分」と言っても、いつでも・どこでも・正しく伝えられないことから、dL(デシリットル)という共通の単位の必要性に気づかせるものでした。
「長さの時のように、目盛りのあるものさしみたいなのがあるといいんじゃない?」
「みんな同じもので測るといいよ。」
子どもたちは、交流をしながら共通の単位の必要性を明らかにしていきました。

「これがdLです。」と教えてしまえば5分もかからないかもしれませんが、実際に測ったり、なぜ必要か考えたり、よさを交流させたりすることで、子どもたちの学びが確かなものになります。日々の授業で子どもたちを伸ばすことを、職員みんなで頑張っていきます。

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