いつも、子どもたちの活動や指導する先生達の様子をご紹介していますが、今日は見えないところで子どもたちを支えてくださっている方たちと、その活動をご紹介します。
　今朝、通学路をボランティア袋を下げて歩いてこられる人が遠くに見えました。通学路に落ちているゴミを拾いながら来られたのは、7月に玉川校区の主任児童委員になられた山田さんでした。昨日の民生委員会議で、スズメバチのため通学路を変更しているが、変更した通学路の歩道が整備されていないので、子どもたちの登下校の様子の見守りをお願いしたいとお話したところ、朝から心配して歩道を見に来てくださり、ついでにゴミを拾ってきてくださっていたのでした。
　
「雑草が歩道を狭くしているところは刈って、子どもたちが歩きやすくしようと思って。」
と言ってくださいました。有り難いことです。

　また、先日は学校近くの空き地になっている土地で、草を刈ってくださっている方を見つけました。いろいろな体験活動に力を貸してくださっている地域の松田さんでした。背丈ほどの雑草が生い茂っている様子を見て、蛇などが出て子どもたちに被害がないようにと、暑い中草刈りをしてくださっていたのです。

　気づけば、いつの間にか草が刈られていたり、環境が整えられていたりすることが、玉川小学校ではよくあります。見えないところで、こうして子どもたちを支えてくださっている地域の方が、たくさんおられるのです。誰からも気づかれなくても、お礼を言われなくても「子どもたちのため、学校のため」と尽力くださる方々の温かい支えで、子どもたちは安全・安心な学校生活が送れています。
　これは「当たり前のこと」ではなく、「有り難いこと」です。見えないところで支えてくださる方の存在に感謝し、気づけるようにありたいと思います。