3年生が、5月に蒔いたヒマワリは、日差しを浴びて大きく育ち、夏の間きれいな花を咲かせて、みんなを元気にしてくれていました。暑い日に水やりをしたり、雑草を取ったりして、3年生みんなでお世話をして咲かせたヒマワリの花でした。
まだまだ暑い日が続いていますが、それでもちょっぴり秋めく日差しや風で季節が変わっていることを感じるこの頃、ヒマワリは葉っぱも枯れて、うつむいて元気がないように見えていました。
「うわー、すごい!めちゃめちゃいっぱい種ができてる!」
「これ何個あるとかな?数えられん位ある!」
今日は3年生が、枯れているかに見えたヒマワリの花を教室に運び、種取りをしていました。
たった一粒の種から、何百、いえ何千もの種がびっしりできているのを見て、子どもたちは驚くやら喜ぶやら・・・種は「命のカプセル」とも言われます。一粒の種が何千もの次の命へとつながっているのです。命のたくましさとつながりを、4ヶ月かけて心を込めてお世話をしたからこそ知ることができました。
この種はどうするのかを尋ねたらこんな答えが返ってきました。
「運動会に来てくださった、いつもお世話になっている地域の方に配ったり、下級生や先生達に配ります!」
命のつながりを、人のつながりが広げていくのですね。
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