3年生の国語科で物語文「春風をたどって」を題材に、「登場人物の気持ちをたしかめ、そうぞうしたことをつたえ合おう」という学習が行われていました。春の森の景色に飽きてしまったリスのルウが、偶然飛んできた写真に映る美しい景色に憧れている様子から物語は始まります。
単元の終わりに、子供たちは物語の続きを書く活動に取り組んでいました。ノートをのぞいてみると、「夏になりました。」や「秋になりました。」など、他の季節に色々な景色を見にいくルウの様子を書いている子が多くいました。ルウが求める「僕の知らないすてきな場所」の例として、さまざまな季節を想像しながら文章を書こうとしていることがわかります。
また「大きなダイヤモンドのようにかがやく花ばたけ」という表現をしている子もいました。どんな景色だったらルウが感動するかな、と想像を膨らませたのではないでしょうか。
どの子もきちんと物語を読んで学習したことを通して、「登場人物の気持ち」を足がかりに、豊かに「想像」していることが伝わってきました。
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