上学年と下学年で、劇団さんぽによる「オオカミ君のパン」というミュージカルを鑑賞しました。
肉を食べず、仲間外れにされたけど、おいしいパンを焼けるオオカミ君。大きい森でパン屋になりましたが、オオカミは悪者という勝手な思い込みで、怖がられてしまいます。
しかし、オオカミ君の優しさを知る野ネズミは協力してくれました。動物たちは、オオカミ君を認め、誰にでも個性があり、一人一人違う良さに気づいていきます。
このミュージカルでは、3人の女優が帽子を変えて、登場人物をコミカルに演じ分け、歌い、踊り、ピアノの生演奏もします。縦横無尽に演じる様子に、子ども達は釘付けです。セリフに突っ込んだり、笑ったり、「プロや・・・」とつぶやいたり、すっかりミュージカルに引き込まれていました。そして、偏見に負けず前向きに生きることは素晴らしいというメッセージ、また、豊かな個性が優しさや本当の強さ、生きる力を生み出しているというメッセージを受け止めていました。
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