25-189 新年を迎える準備が整いました 〜地域の方と門松づくり〜 2025-12-22 17:58:55

 今日の1校時から3校時にかけて、本校4年生が地域の7名の方のご指導のもと、一緒に門松づくりを行いました。
 地域の古川さんから、「門松は、年神様(としがみさま)をお迎えするための目印として、古くから日本の正月飾りとして飾られます。」とお話しいただきました。
 門松は松や竹、梅などの植物を組み合わせて作られ、家の玄関や門の両脇に一対で飾るのが一般的です。本校では、児童用昇降口に一対、正面玄関に一対飾っていただいています。
 門松の起源は平安時代にまで遡ると言われています。当時は、松や竹そのものを門前に立てていましたが、時代とともに現在の形に洗練されていったようです。松は常緑樹であることから不老長寿の象徴とされ、竹はまっすぐに伸びることから成長と繁栄を表します。そして、梅は厳しい冬を耐え忍んで花を咲かせることから、強さと美しさの象徴とされています。
 これらの植物は「歳寒三友(さいかんさんゆう)」とも呼ばれ、厳しい環境でも力強く生きる姿が尊ばれてきました。つまり門松には、新年を迎えるにあたり、家族の健康と繁栄を願う気持ちが込められているのです。
 このように新年を迎えるにあたってすばらしいものを作成することができました。竹を斜めに切るときには苦戦しながらも角度を考えて丁寧に切ることができました。
 門松を作る機会はなかなかないかもしれません。とてもいい学習ができました。
 本日ご指導いただきました「古川様、延様、境様、杉野様、井形様、杉野様、蓮尾様」ご指導ありがとうございました。

画像をクリックすると拡大表示されます

 

Copyright(C)2007 Oomuta City Kyouiku Iinkai. All Rights Reserved