秋晴れの天気のもと、6年生が「近代化産業遺産」を見学に行きました。
総合的な学習の時間「歴史を通して未来を見つめよう」の一環として、ボランティアガイドの方から説明していただきながら3か所の産業遺産(宮原坑、三池港、旧長崎税関三池税関支署)を見学しました。宮原坑は実際に石炭を掘っていた場所で、現在も櫓が残っており、採掘時の排水機能や櫓の役割などの説明を聞きました。そして、当時の最新鋭の機械を使った石炭採掘の意味を実感しました。
次の三池港は、干満の差が大きい有明海でも大型船が利用できる仕組みを考えられ、100年先を見据えた地域の偉人「團琢磨氏」の先見性に感動しました。
最後に、旧長崎税関三池税関支署を見学しました。建物には当時の屋根の造りや内装が残されており、その時代の技術の高さを目の当たりにしました。
今後、長崎で異文化体験や平和学習を行い、いろいろな視点からの歴史を通して、今の自分たちが今後の未来にどう役立つことができるかを考え、実践していきます。
ボランティアガイドの皆様、市世界遺産文化財室の皆様、貴重な機会をありがとうございました。
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