現在、5年生は国語科で、文学的文章「たずねびと」を使って、読みを深めています。
この教材では、登場人物である主人公の心情の変化を、行動文や会話文、情景描写などの叙述を手がかりに読みの課題解決に向かって学んでいます。
そして、自分の名前と同じ名前の「たずねびと」を探すポスターから、最初は何の関心もなかった主人公が様々な出会い・体験を重ね、戦争と平和について考えを深めるとともに、同姓同名の人のことを自分事として考えるようになった主人公の心情の変化を読み深めています。5年生は、教材文の叙述を根拠に、めあてに沿って自分の考えを書き、意見交流しながら登場人物の心情の変化の理由を読み広げていきました。
このような学習の積み重ねによって、言葉の意味や働き、使われ方などに着目して、作者が書いた表現の意図や作品に込めた思いを考えることができるようになり、国語科で学ぶ力を高めていっています。
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