11月16日(土) 大牟田市戦没者追悼式
中学生を代表し、本校生徒会長 西山 凛空さんが、代表の言葉を務めました。
写真1枚目・2枚目は、前日リハーサルの様子です。
写真3枚目・4枚目は、本番の様子です。
前日リハーサルでは、自席からの動きやマイクの調整などを行いました。
初めてのピンマイクに戸惑いながらもしっかり確認を行っていました。
本番では、多くの大人に注目される中で、緊張していたと思いますが、素晴らしい発表でした。
全文を紹介したいのですが、文字数の関係で抜粋したものを紹介します。
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しっかりと後世に伝えていくことが、私たちの役目だと思います。
私の曾祖父は長崎で被爆しました。私の母は原爆3世です。まだいろいろな調査がされているようですが、原爆の後遺症が後世まで続くと聞きました。
実際に症状もあり、毎日一緒に暮らしている家族にまで原爆の被害が続いていることを知り、原爆の威力を目の当たりにしています。私はこれまで戦争は「過去」の話だと思っていましたが、まだまだ後遺症が残っている人たちがいることを知り、戦争はまだ終わっていないものだと認識を改めました。未来のために戦い続ける代償が未来の子供たちに受け継がれていいのでしょうか?悲しい想いを受け継いでいいのでしょうか?
ロシアによるウクライナ侵攻、中東でのイスラエルとパレスチナにおける武力衝突のように、世界ではまだ戦争が続いているところもあります。私は世界から戦争がなくなり、世界中の人が当たり前に、ご飯を食べられて、安心して眠り、朝を迎えることができる日が、1日でも早く来ることを、切に願っています。
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