11月7日(木)6年生は、近代化産業遺産見学へ行きました。
これは、6年生を対象に毎年行われており、大牟田市役所世界遺産・文化財室の方が担当してくださいます。世界遺産である三池炭鉱関連遺産の施設を見学し、ボランティアガイドの方から説明を受けることで、大牟田市の発展の歴史やその功績を成し遂げた人々について学び、より深く理解することを目的として開催されています。
今回は、石炭産業科学館、三池港、旧長崎税関三池税関支署、三川坑跡を見学しました。
石炭産業科学館では、石炭とは何かを学びました。化石燃料であることや石炭採掘の様子も教えてもらいました。
三池港では、石炭を輸送するため大型船が入港できるように工夫された閘門の役割と開発に携わった團琢磨さんの存在について紹介していただきました。開港から100年以上が過ぎた今でも、稼働しているすばらしい港です。
旧長崎税関三池税関支署は、石炭を海外へ輸出するための税の手続きを行っていたところです。石炭を通じ、大牟田が海外とつながっていたことがわかります。
三川坑は、昭和15年に操業を始めた比較的新しいものです。当時最新の技術を駆使していたそうです。石炭は戦後の大牟田の復興にも大きく貢献したそうです。
子どもたちは日本の近代化を支えた近代化産業遺産にふれることができました。大牟田に誇りをもつことができたのではないでしょうか。
また、「石炭発祥の校区 平原校」としても、子どもたちは、先人たちの思いを感じ取ってほしいと思います。
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